USBで動作する温床線を作る


こんにちは筆者です。USBを使って今色々なことを出来ますよね。そこで今回はUSBを使って温床線を動作させていきたいと思います。一応、発熱器を作るので全て自己責任でお願いします。

そもそも温床線とは

家庭菜園から農業まで幅広く使われる発熱器です。その使い方が特殊で地中に敷設し、地熱で作物を温めます。これでもイメージがわかない方は床暖房をイメージして貰えればいいと思います。主に発芽支援や初期育成支援などに使われます。

必要なものを揃える

USBで動作する温床線を作るので必要なものは限られています。

USBケーブル

長めで2.4Aと大きい電流が流れるケーブルが良いかと思います。どのくらいの長さで作るかにもよると思いますが、大きいほど余裕があって良いかと。

温床線

温床線は基本的に加工してはいけません。加工は自己責任でお願いします。さて、私の場合は実家に何故か使っていない温床線があったので少し拝借しました。実際に使うのは5mとか10m程度になると思います。

筆者自身やったことがないのですが、ニクロム線に熱収縮チューブなどを被せて運用するのもありかなーと思います。しかし、防水面などでちょっと面倒かもしれませんけど…。

電圧計

電圧も測れ、尚且つ抵抗値も測れるものであればOKです。

ニッパー

USBケーブルや温床線の皮膜を剥くために使います。

ハンダと半田ごて

ハンダと半田ごてを使い線同士を接合します。圧着するならこちらは不要です。

熱収縮チューブ

熱収縮チューブは温床線のサイズなどを見て購入してください。色々入っているセットが色々お得かもしれないです。

実際に作っていく

これから実際に作っていきます。やけどなどに注意してください。

USBを切断

赤丸で囲んだ部分を切断します。

皮膜を剥く

赤がVDD(+)で黒がGND(-)です。白と緑はデータ通信用ケーブルなので不要です。

温床線を切断

わかってるとは思いますが切断するとメーカーの保証は受けられません。冒頭でも申したとおり、自己責任でお願いします。筆者の場合だと5mから6mほど。長く切断しておくと調整が効くのよいかと思います。また皮膜を剥くと黒くなっていることがあり、その場合はヤスリをかけてあげてください。

温床線の抵抗値計測

温床線の抵抗値を計算します。USBの電圧は5Vですからそれを下にして電流値を計算するとよいかと思います。

USBケーブルと温床線を接合

注意として先に熱収縮チューブをケーブルに差し込んで下さい。筆者は差し込まず接合した後に気づきました(笑)また極性がありませんのでどちらに接合しても問題ありません。短絡すると電源供給部分が破損する恐れがありますのでしっかり絶縁してください。

動作確認

実際にUSBケーブルを差し込んで動作を確認しました。ほんのりと暖かったです(笑)

まとめ

実際に動作を確認することができました。次にやるのはこれを鉢に敷設してちょっとした植物を植えてみたいです(笑)

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