L-02Cの設定法(初期セットアップ)


どうも、こんにちは筆者です。オークションで競り落としたL-02Cが到着したので使い倒していきたいと思います!送料込みで1,800円くらいでした。

さてここでは自分への備忘録としてセットアップ方法を紹介していきたいと思います。

SIMをL-02Cにセットする

SIMの使い方。

SIMサイズの確認

標準SIMであればそのまま使うことができますが、nano SIMで使うのであればアダプターがあります。

使ったSIM下駄

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SIMをL-02Cにセットする

セットに若干手間取りましたが問題なく完了。

ドライバー等のインストール

L-02Cを使うにあたって接続ソフトが必要となります。これを使わないと使い物になりません。NTT Docomoさんが配布しているドライバーを使いましょう。地味にWindows 10に対応しているところが好きです。

注意:L-02Cを接続するとCDドライブとして開いてしまう場合があります。この状態ではモデムとして使用することができません。『ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す』を実行することによって正しく使うことができます。この問題の解消を図るために最後らへんに説明します。

ドライバーをダウンロードする

初期設定であれば『L-02C接続ソフト(ドライバーを含む)』をダウンロードすればよいかと。
こちらからダウンロード可能:L-02C | お客様サポート | NTTドコモ

インストールを行う

ZIPから解凍してインストールを行います。さすが大手通信会社とだけあってインストール方法がわかりやすいので詳しいことは省略。

接続先を変更

インストールが完了したならば、デスクトップ上に作成された『L-02C 接続ソフト』を起動させます。デフォルト状態なら”mopera.net”となってSIMによっては接続されません。ちなみに私が使っているSIMはDMM SIMなので初期起動時にはもちろん接続できませんでした。

ここでAPN設定を行います。設定に移動(歯車マークを押して)、プロファイル設定を押します。そしてプロバイダから指定されたAPNを導入します。

DMMで接続

ホームに戻り接続を押しますと無事に接続が完了するというわけです。お疲れ様でした。

ファームウェアアップデート

最新版である10eが安定しているのでこちらにアップデートします。アップデート中に止まってしまう問題などあるそうですが、筆者の環境ではそのようなことはありませんでした。ちなみにWindows 10 64bitです。

ファームアップデートのためのソフトをダウンロード

ファームウェアアップデートをするためソフトウェアをダウンロードする必要があります。
こちらからダウンロード可能:L-02Cの製品アップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ

ダウンロードしたファームアップデートを起動

これも簡単なので省略。ちなみにオークションで買ったこのL-02Cはどうやらバージョン “L-02C_V10d”のようです。

アップデート作業
アップデート中ランプはフシギダネの緑色となる
これでL-02C_V10eになった。

あとは指示に従うだけで終わりとなります!

CDドライブとして認識されてしまう問題解消

これが結構厄介なのだッ!初期セットアップのためにドライバー等が入ったものがCDドライブとして認識されてしまう。仮想ドライブとか余計なお世話なのである。バージョン10eでもそれは変わらない。さてどうしたものか!実はATコマンドが使えるのである!そこで仮想ドライブが勝手に開くのを止める。

COMポートの把握

COMポートを最初に探す必要があります。『コンピューターの管理』と検索し、起動してください。

『コンピューターの管理』⇒『デバイスマネージャー』⇒『モデム』⇒『docomo L02C』⇒『プロパティ』
『モデム』でポートをチェックする。今回は『COM4』

Tera Termを起動する

インストールしていない場合はTera Termをダウンロードしインストールしてください。Tera TermでATコマンドを送信することが可能です。先程確認したCOM4を選択します。

『COMポート』の選択

ブロードキャストコマンドの送信

最初の端末で打ち込みたい気持ちはわかります!でもブロードキャストコマンドを使ってコマンドを送信します。『コントロール』より『ブロードキャストコマンド』を選択してください。

『コントロール』⇒『ブロードキャストコマンド』を選択

ブロードキャストコマンドの操作

操作方法は難しくありません。以下のように設定します。

1:『リアルタイム』のチェックを外します。
2:『COM4 – Tera Term VT』を選択します。
3:手始めに『AT』と送信して確認しましょう。
4:『送信』を押します。

ATコマンドの送信

このように正常であれば『OK』という返り値が帰ってきます。

『OK』と返答される

ATZで初期化します。次に実際に仮想ドライブを停止するためのコマンドを打ち込みます。『AT%USBMODEM=0』とブロードキャストコマンド入力欄に打ち込みます。『[0] MODEM DRIVER』と『OK』と表示され無事完了です。

正常に完了するとこうなる。

最後にブロードキャストコマンドで『ATZ0』と入力して保存してください。

Windows 10の接続ツールでLTEに接続する

接続ツールはいいのだが!いちいち起動するのは面倒なのでWindowsで使用したい。その場合の設定です。

Windowsの設定を開くこと。『設定』⇒『ネットワークとインターネット』⇒『携帯電話』⇒『44010』⇒『詳細オプション』⇒『インターネットAPNの追加』で与えられたAPN設定値を入力して下さい。

DMMの場合のAPN設定
44010に接続完了

『44010』はドコモの表示です。


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