こんにちは、筆者です。今回は、モバイルバッテリーのレビューとUPSとして使えるかの検証を行っていきます。ほぼUPSとして使えるかの検証記事という認識でいいですよ!もし、UPSとして使えるのであれば、ドライブレコーダーのUPS(駐車監視)として使えるし、Raspberry Piに電源を供給し続けることだって使えちゃいます。
レビュー
発売日は結構前でレビュー記事も沢山あるみたいなので、詳しいことは省きます。何と言ってもこのモバイルバッテリーの特筆すべき点は、充電するための入力ポートが2つあるところです!すごくないですか?片方充電でもいいですし、両方で充電してもいい二刀流!す、素晴らしい!
大型のモバイルバッテリーでは当たり前になってきたLEDライト。普通はボタン長押しだと思ってましたが、これは2回クリックで点灯するみたいです。そしてレビューはここまで。
UPSとして使えるかを検証
さて本題です。UPSとして使えるか。前にCheeroのモバイルバッテリーがUPSとして使える話しをしました。噂としては、充電しながら機器に充電することが可能と聞いていたので…。ドライブレコーダー用のUPSとして使えたらいいですよね。
本記事で紹介する内容は、推奨行為であるのか非推奨行為であるのかの確認はとれませんでした。その為、自己責任でお願いします。
さて検証するため、USBのスイッチングハブを準備しました。このスイッチングハブはあくまでも検証用ということで準備したもので電流の流れに一部制限があるのかな?まぁ気にせずやってきます。(あと埃っぽいのは筆者が急いで机の上を片付けたからです)
断続的に電流が流れているかを確認するため今回はLEDを設置。
つまり、各スイッチをON/OFFした場合、このLEDが消灯若しくは一時的な消灯がみられるかを検証するためのものです。
バッテリーの入力電源を切り替える時の出力ポートの状態
例えば一般的なモバイルバッテリーだと充電中は、出力ポートに電源がいきませんよね。
また充電中に電源を供給出来るタイプのモバイルバッテリーだとしても切替時一瞬0Vになる場合があります。UPSとして使う場合この一瞬の0Vになるタイミングが厄介ってことがあります。機器が再起動してしまう場合があるからです。下のテキトーなグラフがイメージ図。
PB20000MSはどうなのか
上記の留意点を踏まえ、PB20000MSは入力の切り替えによって一時的に電圧が降下することがあるのかを検証しました。今回は動画を使って見せます!
この動画では『入力ポート1の電源切替SW1』として『入力ポート2の電源切替SW2』としています。動画では各スイッチをON/OFFしてその反応を確認しています。
結果として切れることなく持続的に流れていることがわかりました。グラフでは5V一定になっていますが、SW1をONにした場合若干LEDの明かりが若干低下していることを確認しましたが、問題はないでしょう…。内蔵のDC-DCの関係かもしれませんね。
次に電圧を確認していきます。負荷にはiPhoneを接続しています。
SW1をONにした場合の電圧は5.16V程度です。SW2をONにした場合の電圧は4.62V程度でした。SW1とSW2のOFF時は5.16V程度です。多分ポートの関連性があると思うので後日確認したいところですね。検証中iPhoneは充電中でした。一時切断等は確認できませんでしたね~。
検証を重ねた結果、UPSとして十分使用可能!という結果になりました。
車載用として、ソーラーパネルとの融合
むか~しむかしに買っていたUSB充電タイプのAnkerのソーラーパネルがあるのでこちらを使用して、『PB20000MS』に接続してみる試みを考えました。21W出力なので良さそうですね。
接続のイメージとしてはこんな感じ。『シガーソケットからの給電』と『Ankerのソーラパネルからの給電』を行います。シガーソケットからの給電では運転時のみ充電を行い、ソーラーパネルは日中充電し続けるイメージかな。ドライブレコーダーを駐車時に使えて、起動時間の延長もできちゃいます。
こんな感じ。悪天候ではあったけれど、問題なく充電してくれていました。
ぶれっぶれで申し訳ありませんが、充電の様子です。昨日の午後から放置なのですが40%くらいチャージしてくれたのかな?負荷はなにも繋いでいないので貯まる一方ですが。
こんな感じで使えることがわかりました!2台目のドライブレコーダーを買うまで待ってほしい!